2008年4月10日

勝間式 利益の方程式のその先に - 勝間和代さん

いつもお読みいただきありがとうございます。感謝しています。

今回は、勝間さんの新刊の紹介です。


勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─
の概要は、はじめにのこの一文に集約されています。

はじめに


この本は、「利益の生み出し方」について悩んでいるビジネスパーソンに捧げる本です。
本書には、私のこれまでの会計士、経営コンサルタント、そして証券アナリストとして得てきた知見をすべて集約しました。

一人でも多くの方が利益創出の悩みから解き放たれ、より整ったワークライフバランスを実現することが、本書の最大の目的です。



間違いなく、勝間さんの今までの経験、知識、知恵を集約した内容となっていると思います。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき
ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
キャズム
60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法
などを、勝間さん流の言葉で、まとめ上げられているのは、見事と言うしかありません。

参考文献で上げられている本は、ほぼ読ませていただいているので、新しい知見はないのですが、一冊の本に、数々のエッセンスが詰め込まれています。

本書の詳細は、書評ブログなどで多数取り上げられているのが、勝間さんのブログにリンク集がエントリーされているのでそちらをごらんいただくとして、感じた感想を。

今回の本は、商売をしている側のフォーカスを当てたものです。

これはこれで、見事ですばらしいのですが、私は、その先を思い浮かべたのです。

お客様にどう喜んでいただくか、どう喜ばれるかの知見を、勝間さんはどう感じ、見ているのかが、気になったのです。

この本では、お客様側のことについて、ほとんど触れられていません。
もちろん、本書の目的外であるので、当然なのですが。

しかし、商売をしている側だけではなく、お客様側にいかに喜ばれるかという知見も、
大事だと思うのです。

もちろん、本書で取り上げられている内容でも、お客様に喜ばれることにつながるのですが、
利益を上げ続けさせていただくには、商売する側の論理(知見)だけを見ているだけでいいのかなぁと感じたのも、本音です。

喜ばれる存在になる方法としては、どちら側の知見も、大切にしていきたいです。

お客様のどう喜ばれるかについて、ブログにまとめられたらいいなぁと。

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