2009年9月15日

しんぼる - 孤高のお笑い人 - 松本人志さん

いつもお読みいただきありがとうございます。
感謝しています。

そうそう、しんぼる。

公開初日に観てきましたよ。

まず、一般受けは難しいですね。

ということは、興行成績は振るわないでしょうね。

でもね、松本さんヲタから言わせていただくと、最高の作品でしたよ。

中には、テンポが悪いのに苛ついたとかありましたけど、あのゆっくりテンポに意味があるんですわ。

ダウンタウンが、新人当初に漫才のテンポが、遅いことを、島田紳助さんに聞かれました。
「その遅いテンポでやっていけるの?」

松本さんは、こう答えたそうです。
「あのテンポで、いけると思うんです。」と。

島田紳助さんは、
「あ、こいつら、わかっていてテンポ遅くしてるんやな。なんてやつらやと。」


そして、このテンポの遅い漫才がきっかけで、紳竜は解散するんです。

しんぼるでも、このテンポの遅い演出が、かなり出てくるんですが、それを意図していると感じました。

全体を俯瞰すると、テンポの遅さが効果的に笑いを誘っていました。



しんぼるは、全般にわたって、映画ではないんですよ。

それは漫才、コントでしたねぇ。

あるインタビューで、既存映画との差別化はできたと言ってましたが、それが映画ではないとは。

もう一回、観に行こうかなぁと思ってます。

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