2008年6月30日

小阪裕司さん - 個人タクシーから学ぶ。

いつもお読みいただきありがとうございます。感謝しています。

またまた、小阪さん登場です。

招客招福の法則―儲けの王道がみえる88の話
小阪 裕司
日本経済新聞社
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から、一つ紹介です。

個人タクシーのお話から人間関係について学ぶ。



ある日の深夜、都内から自宅まで個人タクシーに乗った。

行き先を告げて走り始めるとふいに運転手さんが言った。

「冷たいものはいかがですか?」。

私が「何があるんですか?」と尋ねると、お茶、ジュース類に、ビールまでそろっている。

そこでビールをいただくと、後部座席のひじおきを開けて下さいと言う。

みると数種類のおつまみが入っていた。すべて無料のサービスだ。

長年タクシーを利用しているが、はじめての経験だった。


なぜこんなことを、と聞くと彼は答えた。

「タクシーの乗った時、一息つきたいお客様って多いんです。
 そこで少しでも喜んでいただいて、このタクシーに乗って良かったと思っていただく。
 そうるすることで固定のお客様がつく。実際、今では多くのお客様に指名していただいています。」

個人タクシーは事業主だ。であればこの姿勢には合点がいく。

しかし普段タクシーでこういう姿勢にはまず出会えない。

タクシーだけではない。

今、利用しているお客の扱いはいささかぞんざいで、その一方で売り上げのために
常に次のお客を探そうとしている商人はけっこう多いのだ。



ここで上げられているのは、商売の話ですが、商売の基本は人間関係ですから、
人間関係についても、同じことが言えるんですね。

今の人を大切するとともに、今までご縁をいただいた人を大切にするということの
深さを、この本書で学びました。

いろいろといたらないところも多々ありますが、
私とつながらせていただいているご縁を大切にさせてください。m(_ _)m

つながらせていただいているすべての人、物、事に感謝です。

ありがとうございます。

感謝しています。

1 件のコメント:

がーくん さんのコメント...

それは貴殿が運転手にとってメリットがあるから受けられるサービスであり全てのお客にその様なサービスをしている訳では無い筈です。例えば貴殿の自宅が運転手にとって長距離であるとかチップを沢山呉れるとか何らかの理由が存在する訳で総てのお客にそんなサービスは絶対しません。
貴殿がもし都内23区在住であれば絶対に受けられないサービスです。お疑いであれば23区在住の知人と近県在住の知人と分類し個人タクシーの評価並びにサービス内容を聞いてみれば良く理解できると思います。
タクシー本来の理念である何時でも何処でもどなたでも安全迅速にお送りすると言った考えに反する行為であり現在では居酒屋タクシーの問題もあり車内での飲食物の提供は禁止されており顧客への勧誘についても賞罰対象になっております。
又盛り場の乗り場以外に並んでいる個人タクシーに近距離の申し込みをしてみれば如何ですか。それも列の先頭車両ではない車にです。絶対に近ければ順番に前から乗ってくれと言うでしょうし遠ければ喜んで順番も関係なく乗せて呉れますよ。