2008年2月24日

江戸に学ぶ - あと3年で、世界は江戸になる!-新「風流」経済学



あと3年で、世界は江戸になる!-新「風流」経済学

日下公人さんの著書です。

日下さんは、物の見方がすばらしいですよ。

今の日本では、あれが問題だ、これが問題だと
問題ばかりをあげ連ねている人が多いです。


日下さんの著書は、いつも日本の肯定的な面を取り上げます。

どううけとるか、物をどうみるか、これほどまでに違っていますよ。

面白いですね。

この著書では、江戸時代のすごさをとりあげています。


かなり、面白いです。

1つ、まえがきから。


松尾芭蕉の奥の細道は、1689年の旅行記です。

「漂白の思いやまず」旅に出て、6ヵ月、2300キロを歩きました。

その間、一度も追いはぎ、スリ、かっぱらい、脅し、
ゆすり、それから山賊、テロ、ゲリラ、反乱軍にであっていない。

それどころかこんなエピソードがある。

野飼いの馬を草刈りしていた農夫から借りて目的地に着いたときは、
「あたひを鞍つぼに結び付けて馬を返しぬ」である。

農夫は見知らぬ旅人に馬を貸し、芭蕉は礼金を馬に払い、
馬は農夫のところまで一頭で帰っていく。

江戸時代、日本の人口は、3000万人という当時は世界最大の
規模で、これだけの平和で安定した国家を作っていた。


江戸時代から、受け継ぐ平和を大事にしたいですね。



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